園について

保育目的

キリスト教の愛に根ざし、幼児の成長の発達にふさわしい環境を設定し、教師が見守りつつ、いろいろな援助のなかで、幼児の心や身体が健康で、明るく全体に調和のとれた、 自発性のある子どもを育てる。

●神と人とに愛され、 神と人とのために生きる子ども
●健康で生き生きした子ども
●思いやりがあり、 情操豊かな子ども
●ねばり強く、 集中できる子ども
●自発的になんでもしようとする子ども
●情緒の安定している子ども
●協力してみんなで楽しく遊べる子ども
●創造的でよく考える子ども

保育方法

クラスは3・4・5歳児混合の縦割りと満3歳児のクラスがあります。
子どもたちの可能性へのチャレンジとしてモンテッソーリ教育法を取り入れています。
この教育法を基にモンテッソーリが開発した教具を用いて子どもたちがお仕事(モンテッソーリ活動)に取り組んでいる姿が見られます。
整えられた環境の中で子どもたちの自らを成長させようとするエネルギーを支え、「一人でできるように・・」と自立へ向かう道を援助しています。

モンテッソーリ教育について

モンテッソーリ教育とは、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
モンテッソーリ教育の前提には「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という自己教育力があります。 子どもたちは歩くことや喋ることを教えなくても、囲まれた環境のなかで沢山の事柄に触れ、自立に向かって成長していきます。
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことを目的とし、子どもたちの内なる力は、自由が保障された豊かな環境の中で発揮されます。
モンテッソーリ教育法の確かさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。
子どもを科学的に観察し、そこからえた事実に基づいて、モンテッソーリは独特の体系を持つ教具を開発するなどして、その目的が叶う教育法を確立していきました。

  • 日常生活の練習

    物や道具の正しい使い方を知り、心を使って身体をコントロールする中で、自分の身体の動かし方などを身につけていきます。毎日の生活につながる活動に取り組みます。

  • 感覚

    人間が持っている視覚・聴覚・嗅覚・触覚を駆使して、物事の違いや変化に気付きます。それらの感覚を鋭敏にする中で、集中力も養います。

  • ただ単に数を唱えるのではなく、抽象(数字・数詞)と具体(数量)を一致させていきます。また、法則性の気持ちよさを味わい正確な判断力を楽しみながら身につけていきます。

  • 言語

    さまざまな物の名前や正しい書き方を知り、自分の想いを自由に表現していきます。社会性の基礎となる「お互いに理解し合う心」が育ちます。

  • 文化

    世界に目を向けながら「平和を大切にする心」を養います。植物や生き物に触れながら「命の大切さ」についても知っていきます。